アルカリベリル
サイズ 11.29mm×6.37mm×4.48mm(縦×横×厚み)
重さ 2.50ct
産地 パキスタン
天然ベリル原石ソーティング済
バイカラー・ベリル
原石
成分分析にて高濃度のアルカリ元素の含有を認む
日独宝石研究所
こちらを研磨致しました。
-------
優しく漂うブルーと透明なバイカラー。
他の石では見たことがない美しい氷河を切り取ったようなピースです。
角度を変えるとほんのりと優しいシラーのような煌めきを見せます。
原石の状態からでもほんのりシラーを感じ、揺らいでいるかのような優しいブルーが印象的で、磨いた姿はどれ程美しくなるかと思い研磨致しました。
買付け時に原石の状態で、色ノリ良く綺麗にバイカラーになっていて、研磨ができるクオリティはこの原石1点のみで、他のものは白濁しており表面のみ薄っすらと青く色づいているものが多く見受けられました。
2024年2月 ツーソンショーにて初めてアルカリベリルの原石と出会い7月にブラジルにてカットしたピースで、
数が少ない為オンラインショップに掲載しているものが全てになります。
市場では滅多に見られないアルカリベリルの大変美しいバイカラーピースです。
レアストーンをお探しの方、コレクションにもおすすめの特選品です。
ぜひお手元でお楽しみ下さい。
instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。
-------
アルカリベリルは、エメラルドと同じ「ベリル」の鉱物で、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム等)が入る事により青くなったベリルになります。アクアマリンよりも濃く鮮やか青色が特徴です。
アクアマリン
青色のベリル。3月の誕生石。
アクアマリンはその名の通り海の色をした宝石だが、海に投げ入れると瞬時に溶け込んでしまうと言われいて、古いヨーロッパの船乗り達は、この石を海の力の宿ったお守りとして大切に持っていたそう。
アクアマリンと名づけられた時代、今より海水の色がきっと美しかったのかなーと思ってしまいます。
カラー:緑〜青の中間と言われる。
硬度:7.5
-------
こちらは自然光にての撮影になります。