ローマングラス瓶2

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ローマングラス

サイズ 約40.5mm×25.13mm×23.88mm(縦×横×厚み)
重さ  22.8g
産地  アフガニスタン


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こちらはグリーン味を帯びたカーキ色で下部に銀化を起こした逸品です。
安定感のある自立をしており、注ぎ口も真上を向いています。


見る角度によって変幻自在に様々な色合いを見せる
古代ローマ時代に作られたローマングラス。

初期は宗教儀礼で使用されていたものから、
徐々に杯や瓶、花瓶、アクセサリーと思われる輪っか状のものなど、
日常に使用されていたと思われる古代の造形物が、
地中の中で長い年月をかけて''銀化''を起こしたもの。

瓶に関しては、香油や種子を入れていたと思われているが、
正確な用途がわからない為、''涙壺''とも呼ばれている。

異なる形状や光り方に想像を巡らせるのも楽しいひと時です。


ドライフラワーなどをいけると更に可愛らしい表情を見せます。
※水を中に入れたりはお勧めいたしません。

一つとして同じ形の無い吹きガラスの技術で作られた瓶は、
大半は破片などで見つかりそのままの形状を留めたものは、
市場でも流通量が少なく高値で取引されています。

底部と側面の一部は、座りなど見栄えをよくする為に削られた跡が見られます。
遥か昔に作られた人工物と自然が織りなす時間が作った銀化という芸術作品。

ぜひお手元でお楽しみくださいませ。

instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。


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ローマングラスとは

紀元前27年〜紀元395年に栄えたローマ時代に造られたガラスです。
ローマからシルクロードへ渡り世界各地に広がり
ローマの遺跡〜中東、アフガニスタン・パキスタンの同遺跡からローマンガラスが出土
しております。

ローマ時代が終わり、土に眠ったローマンガラスは乾燥した限られた環境の土に埋まる事により起こる、ガラスの成分が化学反応を起こしたものを銀化現象と言い、
光の当たり加減によって様々な色合いに変化し神秘的な美しさを感じます。

ローマングラスの表面の変化が特徴です。
割れずに発見されるのはとても珍しく、ほとんどが破片などで見つかります。

※ガラスなので優しく扱い、温度差によるショックを与えない様にお願いいたします。


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自然光にて撮影しております。