チューブ入りクンツァイト
サイズ 11.56mm×10.75mm×7.23mm(縦×横×厚み)
重さ 8.51ct
産地 ブラジル
抜粋ソーティング済み
天然スポジュメン
クンツァイト
チューブ・インクルージョンを認む
日独宝石研究所
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こちらは、透明度が非常に高いボディに優しいライラックピンクのクンツァイトに
繊細なチューブ・インクルージョンが内包された高品質ピースです。
全体的にライモナイトが多く包有するチューブが特徴で、
ふんわりとしたライラックカラーにゴールドを織り交ぜたような上品さ漂うピースで、
角度によってチューブインクルージョンがプラチナの様な煌めきを見せます。
2方向に劈開がある為研磨が難しい石ですが、
こちらは、カットバランスも非常に美しく内側から強い煌めきを見せます。
元々インクルージョンの入りにくい石で、
美しいチューブが入ったものは市場に多くは出回っていない希少な逸品です。
表面ガードル近くにチューブが露出しており、
それに伴う凹みが見られます。
チューブインクルージョンに伴う天然の表情として捉えていただけたらと思います。
写真にてご確認下さいませ。
ぜひお手元でお楽しみ下さい。
instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。
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クンツァイトは、スポジュメン(スポデューメン)という鉱物の一種です。
ピンク色から紫色をした変種の色は、微量のマンガンによるものです。
クンツァイトの結晶はインクルージョンを含むことが比較的少ないので、
成形された宝石としては「クリーン」なものが一般的です。
クンツァイトは二方向に劈開があるので、それらの劈開方向に沿ってきれいに割れる可能性がありその為、研磨中にクンツァイトが粉々になってしまうことがあります。
そしてクンツァイトの色は多色性の為、石を成形加工する際に研磨師さんは、これらの事を考慮して研磨する事が必要です。
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こちらは自然光にての撮影になります。
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