ローマングラス
サイズ 約53mm×65mm×21.56mm(縦×横×厚み)
重さ 58g
産地 アフガニスタン
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こちらは、深みのあるインディゴカラーのガラスに
所々銀化を起こし美しい色彩が見られるローマングラスです。
当時の形状そのままを残した貴重な逸品です。
内側と外側も銀化を起こしており、
全体的にブルー、パープル系の彩りを見せます。
独特な深みのあるブルーに落ち着きのある銀化の美しさ。
ぽってりとした形状に惹かれてセレクトいたしました。
自立は致しませんが、ドライフラワーなどをいけると更に可愛らしい表情を見せます。
一つとして同じ形の無い吹きガラスの技術で作られた瓶は、
大半は破片などで見つかりそのままの形状を留めたものは、
市場でも流通量が少なく高値で取引されています。
底部と側面の一部は、座りなど見栄えをよくする為に削られた跡が見られます。
全体的に銀化が見られ非常にユニークな一粒です。
遥か昔に作られた人工物と自然が織りなす''銀化''という息吹が加わった美しい逸品。
ぜひお手元でお楽しみくださいませ。
instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。
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ローマングラスとは
紀元前27年〜紀元395年に栄えたローマ時代に造られたガラスです。
ローマからシルクロードへ渡り世界各地に広がり
ローマの遺跡〜中東、アフガニスタン・パキスタンの同遺跡からローマンガラスが出土
しております。
ローマ時代が終わり、土に眠ったローマンガラスは乾燥した限られた環境の土に埋まる事により起こる、ガラスの成分が化学反応を起こしたものを銀化現象と言い、
光の当たり加減によって様々な色合いに変化し神秘的な美しさを感じます。
ローマングラスの表面の変化が特徴です。
割れずに発見されるのはとても珍しく、ほとんどが破片などで見つかります。
※ガラスなので優しく扱い、温度差によるショックを与えない様にお願いいたします。
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自然光にて撮影しております。