ライモナイトイントパーズ
サイズ 17.69mm×15.19mm×9.51mm(縦×横×厚み)
重さ 18.81ct
産地 ブラジル ミナスジェライス州
抜粋ソーティング済み
天然トパーズ
ライモナイト・イン・トパーズ
日独宝石研究所
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こちらは、透明度抜群のボディで表面はローズカットが施され、
動かす度に美しい煌めきを見せます。
包有された直線的なライモナイトインクルージョンが幾重にも重なり、
ローズカットと相まって立体的な美しい表情を見せる個性豊かなハイクオリティな逸品です。
内部のインクルージョンは、シルバーのチューブ(空洞)インクルージョン,
イエロー、オレンジブラウン、わずかにブラックも見られ、
彩り豊かな色合いを見せてくれます。
写真1枚目の中央右上にやや円状のイエローのインクルージョンが見られますが、
表面ではなく、内部に包有されたライモナイトインクルージョンと思われます。
ルーペ片手にインクルージョンの世界を楽しんでいただけたらと思います。
個性派をお探しの方、おすすめのピースです。
ぜひお手元でお楽しみください。
透明度の高い純度の高いトパーズに、ゴールドカラーのライモナイトが内包されたライモナイト・イン・トパーズです。
水晶とは異なる内側からの輝きをしっかりと感じられる透明度の高さが魅力の一つです。
通常、水晶などに内包されたライモナイトは石の隙間に染み入るように入り込みますが、
今回のトパーズに内包された一部の針状のライモナイトは、
空隙(穴、空洞)にライモナイトが入り込んでできたインクルージョン。
(ディスロケーション、転位。下部に記載しています。)
転位によって結晶に力が加わりながら成長する事で、歪みを引き起こし
形や角度を変えて線状に結晶化していく。
instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。
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トパーズは茶色の他、濃淡と彩度が様々な青、緑、黄、橙、赤、ピンク、紫などの色があります。
結晶方向を変えると異なる色が見られる多色性の石です。
モース硬度 8
自然界でトパーズは天然で強い青は非常に稀です。
しかし市場には、強いブルーカラーが豊富にあり処理がその理由です。
1970年代以降照射と加熱処理を組み合わせたブルーのトパーズが多く出回るようになりました。
こちらのピースに対しての鑑別機関からの返答↓
ブルートパーズは照射され、その後に焼きなましの加熱が行われメインの処理は照射になります。
しかし、こちらは明確な判断が出来ないところですが、照射はないものと考えます。
(コメント上、通常ー照射になってしまいます)
※鑑別機関では、規定により「非加熱・非処理のブルートパーズです」と鑑別により断定することが出来なくなっております。
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こちらは自然光にての撮影になります。