オレンジカイヤナイト
サイズ 12.04mm×7.40mm×5.69mm(縦×横×厚み)
重さ 5.42ct
産地 タンザニア
抜粋ソーティング済み
天然カイヤナイト
カイヤナイト
日独宝石研究所
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オレンジからレッドカラーの色合いの、温かみを感じるオレンジカイヤナイトです。
通常は、藍色や緑色のカイヤナイトは、水や涼を連想させますが、
オレンジカイヤナイトは、太陽や火など温もりのある雰囲気です。
''華やか''というよりは、''とろりとした甘さ''を感じるような輝きを見せてくれます。
ファセットカットできるような結晶は、市場でも少なく透明感のあるものは希少です。
こちらは、赤みの強いオレンジ色が特徴で5ct upの大粒ピースです。
オレンジ色が強く見えたり、赤みが強く見えたり、
大きさと適度な厚みがある為、色合いの変化を楽しんでいただける一粒です。
また、カイヤナイト特有の微細な管状のインクルージョンが光を受けると繊細な輝きを放ちます。
バランスの良いカットと濃厚でとろりとした色合いの高品質のピースです。
ぜひお手元でお楽しみ下さい。
instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。
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オレンジカイヤナイトは、タンザニアで2007年に発見されました。
最近は産出量があるようですが、まだまだ市場ではあまり見ることはない石です。
原石は母岩中にオレンジカイヤナイトとスペサルティンガーネットとの共生が見られるようで、
色もよく似ております。
ブルーのカイヤナイトに見られる鉄による青色を抑えて、マンガンが多いことでオレンジ色が出るようです。
原石の形状・内包物の多さ・さらにはカットがしずらいという状況も相まって、レアストーンの
一つと言われております。
※参考文献 日独宝石研究所会報誌より
一種独特な美しいブルーの石。
名前の由来はギリシャ語の(kyanos 暗青色)から。
カイヤナイトは、低温高圧な場所に形成され変成岩内の石英脈の中に結晶したりします。
結晶の方向により硬さが極端に違う性質を持つので柱状の結晶の縦方向と横方向で硬度が違います。
その性質により研磨が難しい石とされております。
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自然光にて撮影しております。