エッチドトパーズ
サイズ 30mm×22.73mm×20.58mm(縦×横×厚み)
重さ 91.32ct
産地 ブラジル ミナスジェライス州
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こちらは、熱水や圧力などの環境の変化で結晶表面が溶かされ
自然の凹凸を形成した珍しいタイプのエッチドトパーズ(侵蝕)です。
爽やかな水色とカラーレスのバイカラーのボディで、
結晶表面に自然が作り出した鱗にも似た不規則で美しい表情が特徴です。
通常加熱や照射処理を行うのが、一般的なトパーズですが、
こちらは非加熱無処理の天然のブルーとなっています。
手の内で転がすと凹凸部分が美しい照りを伴って煌めきます。
見る角度によって色の濃淡があり、
水分を含んでいるかのような瑞々しい雰囲気を纏っています。
机などに置くと非常に座りが良く、安定感もあります。
全体的に欠けなどが見られないパーフェクトに近い状態です。
7月ブラジル買い付けで出会った貴重なエッチドトパーズの結晶。
ぜひお手元でお楽しみ下さい。
※太陽光や紫外線により、退色の恐れがありますので保管の際は光の当たらない場所での保管をおすすめ致します。
曇りの日の撮影となります。
instagam @atelier_ruchi_eisukeの投稿に動画を載せています。
よろしければご覧下さい。
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トパーズは茶色の他、濃淡と彩度が様々な青、緑、黄、橙、赤、ピンク、紫などの色があります。
結晶方向を変えると異なる色が見られる多色性の石です。
モース硬度 8
自然界でトパーズは天然で強い青は非常に稀です。
しかし市場には、強いブルーカラーが豊富にあり処理がその理由です。
1970年代以降照射と加熱処理を組み合わせたブルーのトパーズが多く出回るようになりました。
※鑑別機関では、規定により「非加熱・非処理のブルートパーズです」と鑑別により断定することが出来なくなっております。
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こちらは自然光にての撮影になります。